ちょっと税金の話
国税犯則取締法

脱税に関する強制捜査の手続きを定めた「国税犯則取締法」が改正されるようです。
今回の改正のポイントは 2 つです。①ネット上のデータも差し押さえの対象となること。②夜間捜査も可能になるというところです。

現在の法律では、強制捜査で差し押さえたパソコンやスマホ内に残るメールなどは調べられますが、ネットの接続先に保管されたデータは収集できませんでした。しかし今回の改正案では、ネット上でのやり取りが保管されている「クラウド」という仕組みによるプロバイダーのサーバに保管されているものも収集できるようになります。

また、捜査の着手は「日没より日の出までの間、臨検、捜索または差し押さえは出来ない」と定められておりましたが、夜間捜査を可能にすることで、証拠隠滅等を防止する目的のようです。この法律ができた明治時代には、ネット社会なんて想像もできなかったことでしょう。時代に合わせた改正となりそうです。

吉田 茂
文責
代表 税理士吉田 茂
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