ちょっと税金の話
令和4年分路線価、2年ぶりに上昇

 今年も例年通り、7月1日に国税庁から路線価が公表されました。

 新型コロナウイルス感染症の影響が薄まり、路線価の評価額が全国平均で前年比0.5%上がり、2年ぶりの上昇となりました。都道府県別に見ると、京都府内の平均変動率は0.2%上昇でした(昨年は0.6%の減少)。大阪府の平均変動率は0.1%上昇(昨年は0.9%の減少)となっています。

 これは新型コロナウイルス感染症による景気低迷からの脱却傾向に伴い、地価にも改善傾向が見られ始めたと言えます。

 ただ一点、テレビや新聞でも路線価上昇!などと報道されていましたが、今回公表された路線価は令和4年1月1日時点での評価額になります。そのため、その後猛威を振るったオミクロン株の「第6波」の影響は加味されていませんので、その点はご留意ください。

◆路線価とは◆

 路線価とは簡単に言うと、国税庁が定めた1㎡あたりの土地の評価額のことです。土地などの不動産は、売買だけではなく、相続や贈与にも大きく関わってきます。相続や贈与にかかる税は、その資産の価値によって異なります。例えば土地には定価がなく、そのままでは適正に税額を確定することはできせません。

 そのため、土地の相続税評価額や贈与税評価額に、この路線価が使用されます。将来の相続や生前に 土地の贈与を考えている方には、路線価より大まかな評価額を算出することで、どのくらいの相続税や贈与税がかかるのか、おおよその目安とすることができます。

 具体的な相続税シミュレーションなどをご検討の方はえびす会計まで、ぜひお問い合わせください。

 なお、路線価は国税庁ホームページに掲載されていますので、一度ご自身の土地評価額を確認されてはいかがでしょうか。https://www.rosenka.nta.go.jp   

吉田 康人
文責
税理士吉田 康人
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